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新井敏弘ダイアリー

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昨年、6戦中3勝を挙げながら惜しくもシーズポイントで2位となった新井敏弘選手。
2004年は、自身のチーム「アライ・モータスポーツ」を結成し、世界プロダクションカーラリー選手権(PCWRC)で悲願のチャンピオン獲得に挑む。
まもなく、第1戦スウェーデンに向けて出発する新井敏弘選手に開幕を間近に控えた心境を聞いた。

 
 

Q.今シーズンは、自身のチーム「アライ・モータスポーツ」での参戦ですね。アライ・モータースポーツを立ち上げた理由、今後のビジョンについて教えてください。

「アライ・モータースポーツは、自分自身が培ってきたWRCにおけるノウハウを日本国内に残すために作りました。チーム自身のネームバリューを上げ、プロドライブといったプロの集団と肩を並べられるチームにしたいです。
チームに課せられたこととして、やはり、STIのワークスとして開発をし、いいクルマを作って勝てるかということだと考えてます。」

Q.オフの間は新チームの立ち上げ準備で忙しかったのでしょうか?

「すごく忙しかったです。全く新規の立ち上げなので、工具ひとつとっても全て調達が必要でしたから。アライ・モータースポーツは自分の会社でもあるので、ドライバー以外の仕事、例えば人の管理やお金の管理なんかもやりましたから。これでシーズンか始まってしまえば、今までどおりいけるでしょう」

Q.2004年は、PCWRCの目標はもちろん"チャンピオン獲得"であると思いますが、今年の展開はどうなると思いますか?

「当然、1戦1戦勝ちにいくけれど、シリーズポイントでは3〜4人くらいが絡んでくるでしょう。今年は、メキシコ以降でミル・ピステ方式でのラリーが採用され、サービスの時間が減ってしまいますのでマシンにダメージを与えるようなことでリタイヤはしないように心がけて、ポイントを確実に取っていきたいです。“プッシュしながらもリタイアしない走り”という自分との戦いが重要になると思います。」

Q.スウェデッシュラリーは、雪上のラリーとなりますが、新井選手は雪上ラリーに向けての対応策は?

「スウェディッシュは車速アベレージも高いラリーなので、その車速での練習は難しいですね。でも、少し練習しました。といっても雪上は不得意ではないですし、スパイクタイヤは普通のタイヤと違った特有のグリップの仕方をするので、それになれる程度です。」

Q.スウェーデンへついてからの予定は?

「30日午前に出発して、土曜日到着。日、月曜とテストをこなし、火、水曜とレキです。木曜日にシェイクダウンをして、スタートです。」

Q.最後にスウェデッシュラリーへの意気込みを。

「ニューチーム、ニューマシンで初めてのラリーなので、トラブルが出ないことを祈りつつ、勝てるようにがんばります。日本でも応援していてください。」

 
 

昨年惜しいところでシリーズチャンプを逃した新井敏弘選手ですが、あっという間に2004年シーズンが始まります。
今年は新井敏弘選手本人が語っているように、全く新しい環境での参戦でありながら、結果を求められる1年となります。
プロダクションカークラスに参戦する全員が新井敏弘選手をマークしてくるでしょう。そんな中で、「TOSHI ARAI」の走りに期待しましょう。

2004.1.30
 
>>新井敏弘 「チャンピオン獲得に向けて」 インタビューVOL.1 (2003.8.20)
>>新井敏弘 「2003年 最終戦に向けて」 インタビューVOL.2 (2003.10.9)
 
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