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初開催のメキシコ、新井敏弘は得意のグラベルラリーに挑む。
 

第1戦のスウェーデンから1ヶ月と少し、プロダクションカー世界ラリー選手権の第2戦は初の開催地であるメキシコにて開催される。サービスパークの設置されるレオンの周辺を走る山岳地でのグラベルラリーは、ほとんどのクルーにとって初体験の地。路面の状況以外にも、海抜2,700mという高地でラリーは、エンジン・サスペンションなどのセッティングが決まらないと勝負にならないことも予想される。

コロナ・ラリー・メキシコでは、いくつかの新しいFIAレギュレーションが初めて導入される。書類受付、レッキ、シェイクダウン、車検を2日間で行った後、3日間の競技という5日間のラリーフォーマットがその一つ。また、新しいタイヤレギュレーションも今回から施行される。使用できるタイヤの本数は、タイヤ交換の回数の10倍と制限され、6回のタイヤ交換が予定されているメキシコでは、60本となる。また、クルーは、交換するタイヤをサービスに入る前の3分間で決めなくてはならない。特に今回は初開催のイベントのため、どのチームもステージや気候などのデータが少ないことから、このレギュレーションは厳しい試練となりそうだ。

この第2戦より、ランサーを駆る奴田原選手が参戦。新井敏弘選手とは全日本時代からよく知る二人はツワモノぞろいのPCWRCのなかでも、日本人同士のトップ争いを期待したいところ。

木曜日の夜にセレモニアル・スタートが行われた後、ラリーは12日金曜日の朝10時33分から、チャンピオンシップ最高地点でのステージ、標高2,737mのオルテガーラ・エスペランザ(29.06km)から競技が始まる。ラリーの総走行距離は1040.67km。15SS中、6つのステージがリピートで使われる。最長ステージは、レグ3のSS11/14が行われるイバリッラ〜メサの30.47km。また最短ステージは、SS13のデッラマンデーロ〜コマンジーラの15.42kmとなる。サービスパークは、レオン1ヵ所のみ。


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