Q. まずは、LEG1、LEG2について、どんな感じでしたか。
「LEG1の前半は少し離そうとプッシュしたね。それで少し離したので、後半は少し抑えてポジションキープで走った。LEG2もそれほど慌てず、タイムを見ながらって感じかな。」
Q. そして、問題のSS14、何があったか、教えてください。
「ブレーキトラブルだね。リヤのブレーキが加熱しすぎて、キャリパーからブレーキフリュードがもれて、ブレーキが全く効かなくなったんだ。その状態で残り16キロを走ったんだよ。」
Q. 16キロを全く効かないブレーキで?
「そう、最悪だね。あぶねぇ、あぶねぇ。まぁ、今までのラリー人生の中でも「ビビった度 ナンバーワン」だったね。」
Q. 一体、ブレーキが効かなくて、どんな走り方をするんですか?
「用はエンジンブレーキだけで走ったわけだよね。通常より早めにペースノートを読んでもらって、いつもよりひとつ先のコーナーを考えながら走ってたね。ストレートでもアクセルは踏めないし、ほんっと危ないよ。」
Q.
それでも55秒の遅れでしたよね?練習したことはあるんですか?
「ある訳ないよ(笑)、ほんっと、あぶねぇんだから!こんな経験したくても普通出来ないよ。」
Q. トラブルのSS14のあとはサービスで修理が出来たわけですね。すぐにサービスでよかったですね。
「よかったといっても、運は無かったかな。運があればトラブルは出ないからね。」
Q. これでLEG3はトップと25秒差の3位からのスタート。LEG3の状況は?
「最初のSS17/18は、もうこれ以上無理って言うくらいギリギリの全開だった。これで1番になって、SS19でちょっと遅れたのは、ジャンクションをまっすぐ行っちゃって、バックしたから。5秒くらいロスしたね。」
Q. 1秒差の1位で迎えた最終SS、どんな心境で望みましたか?
「絶対に失敗はしないように、全開で行こう!と考えていったよ」
Q. で結果、X.ポンスから18秒差の2番手タイムで、最終2位。このタイム差は?
「今回はたまたま、ミシュランのタイヤが2ラップ目でも路面にあっていたみたいだね。考えていたとおり、失敗なく行けて、このタイム差だったから、ある意味しょうがないかなって結果を素直に受け入れられたね。」
Q. アライモータースポーツでの参戦2年目のシーズンですが、昨年と比べて何か変わった点は?
「やはり2年目だから、チーム全体に余裕がある。新しいメンバーもいるけど、各自がやるべきことを理解しているから、楽だね。だから自分もある程度走ることに集中できる。全員が高いモチベーションで戦えているかな。」
Q. 最後に、ここまでスウェーデン、ニュージーランドと2戦が終了したPCWRCですが、ここまでとこれからの展開について、どう考えていますか?
「今年のPCWRCはシーズン前はエントリーメンバーが去年と代わって、層がうすいなんて話題もあったみたいだけど、ここまでの2戦を見ると、逆に層が厚いかもしれないよね。結果を見てもあまり差がついていないからね。そんな中で、優勝と2位だから、まあまあだね。
チェックすべきドライバーは、ポンス、ポッゾ、リガト、あとナッサーも速くなったね。
とにかく、今年は絶対チャンピオンを獲るつもりだからね。」

Webmasterより
帰国してすぐの新井敏弘選手でしたが、いつもの明るい表情が今後の活躍を期待させてくれました。
次戦のPCWRCは5月13-15日のキプロスです。
皆様のご声援をよろしくお願い致します。