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新井敏弘 ラリーレポート
PCWRC R.7 Rally JAPAN
 
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PCWRCがジャパン初上陸
日本期待の新井敏弘・グループN連覇に期待

 
FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)は、9月29日−10月3日、全8戦中のラスト2戦目となる第7戦ラリー・ジャパンを、PCWRC初開催となる北海道帯広市周辺で迎える。

アジア−パシフィック・ラリー選手権(APRC)として国際ラリーの歴史を始め、オーストラリア、ニュージーランド、そしてロシアなどアジア・パシフィック地域からの参戦をも集めてきたこのイベントだが、やはり、日本国内からエントラントが多く、その筆頭に新井敏弘が挙げられる。今年までPCWRCに組み込まれることはなかったが、APRC時代からエントリーを重ね今週末を迎えるクルーも多い。

ラリーHQは、帯広市内の中心地に設定され、3レグで毎日開催される札内でのスーパーSS会場にもほど近い。

オールグラベルイベントとして開催されるラリー・ジャパンの特徴とも言えるナローなロングステージは、耐久力だけではなく正確性も問われる。APRC時代から使われてきたステージもあるが、特にコースに待ち構えるディッチの犠牲となったクルーも数多い。

レグ1は、陸別の町・北西部にSSが設定され、日本のラリーファン期待のイベント最長50kmステージが控えている。ワイドでスムーズなステージをこなした後、クルー陣は、今年WRCでは初登場となるステージ、景観豊かなシピリカキムへと向かう。高速で、ほとんどがダウンヒルという路面がソフトなステージだ。

レグ2は、2本の新しいSSで始まる。ソフト路面の林道を抜ける起伏が多くツイスティなステージの他、この日の中盤にはより固い路面のステージも待ち受ける。レグ1にも設定される陸別のステージを再走した後、この日の最長ステージとなる15.8km・メナンのステージを迎える。ほとんどが全開でリズムのいいステージには、ナローな橋も控えている。

競技最終日は、帯広西部の新得町周辺を中心とするハイスピードコース。そして、日中サービスの後には、再び、札内のスーパーSSを迎える。

PCWRCクルーのコメント
新井敏弘 - Car No.31 (PCWRC 2位:30ポイント)
「今年のラリー・ジャパンはPCWRCのタイトルがかかっているので昨年とは違った意味での緊張感があります。もちろん優勝は狙っていきますが、タイトルを争っているマルコスの前でフィニッシュすることが大事ですね。前半のヤマ場はなんと言っても最長となる50kmのステージ。ここで大きく他を引き離せる様にしてラリーを組み立てたいと思います。そして大勢のラリーファンの前で良い走りを披露したいと思います」

トニー・サーカム(新井敏弘コ・ドライバー)
「シェイクダウンを行った今日は素晴らしい天気。このコンディションが週末も続くといいのだが、たぶんそうはならないだろう。不思議にもそんな感じがしている。天気は、しいてはタイヤ選択にもつながるため、ラリーの展開にも大きく影響することになるかもしれない。PCWRC勢はタイヤ本数が制限されているため(今回は32本)、いつでも妥協点を見いだすことが必要となるが、我々はかなりいい具合に対処できると思うよ」

マルコス・リガト - Car No.36 (PCWRC 3位:28ポイント)
「このイベントに最後に参加したのはAPRC時代の3年前のことだが、ここでのステージには自信があるよ。WRカーが走行した後のステージを走るので、路面がラフになると思うが、まずは見てみないとね。以前のペースノートが活用できる割合は20%だったため、レッキではノートを全て書き換えた。マシンは好調。今週はいい結果が出せると思うよ」

グループN - SUBARU勢
レッキも終え、セレモニアルスタートを迎えのみとなった29日(木)のサービスパークでは「Rally Japan 2005 SUBARUチーム激励会」が行われSWRT、PCWRCとグループNのSUBARUチームが集結。会ではスバルテクニカインターナショナル株式会社の桂田勝社長より「久世隆一郎メモリアル・アワード」の主旨説明が行われ、また全国SUBARUファンからの必勝祈願の折り鶴がエントラントに贈呈された。エントラントは気持ちを引き締めるとともにお互いの健闘を誓い合った。

鎌田卓麻 - Car No.61 (TOKYO SUBARU RALLY TEAM[TSRT])
「今季TSRTの活動として緒戦の全日本戦「ひえつき'05」を3位、「MSCC東京ラリー」と「ラリー北海道」を優勝とラリージャパン前に良い流れが出来ているので、それに乗って昨年以上(グループN-2位)の成績を獲得したいです」

勝田範彦 - Car No.68 (SUBARUラリーチーム・ジャパン)
「14府県のSUBARUディーラーから参集する14名の精鋭メカニック達に支えられ心強いです。昨年自分としては良いところを走っていたのですが、惜しくも後退してしまったので雪辱を果たしたいと思います」

 
 
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