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新井敏弘 ラリーレポート
 
 
PCWRC勢、アルゼンチンの高地グラベルに向けて準備万端 

第2戦から8週間のブレイクを経て、プロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)は、PCWRCではお馴染みのイベントともなりつつあるアルゼンチンで戦いの舞台に挑む。

轍の掘れやすい路面や晩秋の予測不可能な天候の中、高速セクションを駆け抜けるこのラリーは、多くのドライバーがお気に入りとして挙げる人気イベントの一つ。昨年は、ナッサー・サレ・アルアティヤーがPCWRC初勝利を挙げて話題となったことも記憶に新しい。

エントラント
このイベントでは、2006PCWRCに登録しているSUBARUエントラント全員が顔を揃える予定だったが、フィンランドのヤリーマティ・ラトバラは先日見舞われたアクシデントで親指を負傷、あいにくの欠場を喫している。

シリーズ上位につけるSUBARUエントラント、新井敏弘、ナッサー・サレ・アルアティヤーに加え、期待のフライングフィン、アキ・テイスコネンも登場。ポーランドのレサック・クサイ、ロシアのセルゲイ・ウスペンスキーは、2度目のPCWRC参戦に挑む。

また、英国のナイジェル・ヒースも、今回がPCWRCデビュー戦となる。日本の鎌田卓麻も、エントリーリストに名を連ねている。

今シーズン、既に2戦を消化しているアルアティヤーは、両イベントでポディウムフィニッシュを獲得し、計14ポイントで現在シリーズ首位に付けている。新井敏弘は今年初参戦となる第2戦のメキシコで勝利を飾り、10ポイントとフルスコアを獲得。日本人ドライバーとしての同士である三菱の奴田原文雄(既に2戦参戦済み)と同ポイントで並んでいる。

SUBARUドライバー勢は、月曜日に合同テストを行い、順調な仕上がりを見せている。

主要ドライバーコメント
新井敏弘
「タフなイベントになると思う。いつも予測のつかないラリーで、思いがけないドラマがここでは起こる。ポイントトップのリザルトを狙っていきたいが、ナッサーやアキ、マルコス(・リガト)、ガブリエル・ポッゾらは手強い相手だ。昨年はこのイベントには参加していないが、今年は昔ながらのステージにすべて戻り過去の内容とよく似ているから、このラリーのことは熟知しているようないい手応えを感じている」

ナッサー・サレ・アルアティヤー
「タフなラリーになると思う。トップドライバーや地元の強豪がこぞって参戦してきているので、おそらくこれまでの僕のPCWRの経験の中で、最もタフな戦いになるだろう。優勝候補も大勢いる。昨年はここで初優勝を果たすことができたので、今年もラリーのコンディションを読み切って、トップリザルトを獲得できることを願っている」

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン
「このイベントは、SUBARUの強豪が顔を揃えた。SUBARU勢からいいリザルトが出ることを願っているし、もちろん、レサックとセルゲイにも、メキシコでのPCWRC初参戦の経験を活かしてもらいたい。両者ともパフォーマンスの向上を目指しているので、SUBARU勢にとっても心強い。そしてアキも再びPCWRCに登場、今シーズン初参戦に挑む。彼はかなりの量のテストをこなしてきており、最高のパフォーマンスでなければ自分が納得しないだろうと思うので、最初から最後まで全力で首位を目指して挑んでいくと思う」

 

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