Rd.1 Monte-Carlo
Rd.2 Mexico
Rd.3 Argentina
Rd.4 Greece
Rd.5 Japan
Rd.6 Cyprus
Rd.7 Australia
Rd.8 New Zealand

 Webmaster

新井敏弘 ラリーレポート
2006ラリーオーストラリア
 
 
PCWRC勢、ドライバー、マシンに過酷なオーストラリアに挑む

2006年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)は、今週、西オーストラリア・パースで全8戦中第7戦目となる「テレストラ・ラリー・オーストラリア」を迎える。クルーは、このイベントで有名なボールベアリング状のスリッパリーなグラベルロードや、壮観な景観を駆け抜けるステージに挑む。ラリーファンにとっての一大イベントであるこのラリーは、常に高い人気を誇っており、連続ジャンプやウォータースプラッシュにスペクテイターは大いに盛り上がる。

新井敏弘にとって、このイベントは昨年、シーズン4勝目をマークして4年越しのPCWRCチャンピオン獲得を達成した記念すべきイベント。新井は2006年もこのイベントに戻ってくるが、今シーズンのシリーズ順位は現在5位となっている。シリーズリーダーのナッサー・サレ・アルアティヤーはこのイベントをスキップするが、シリーズ争いのメインライバルとなる現在2位の奴田原文雄(三菱)は、ここまでモンテカルロ、ジャパン、キプロスと3勝をマークし、アルアティヤーに8ポイント差と迫っている。アルアティヤーと奴田原は、オーストラリアから2週間あけて開催される、PCWRC最終戦「ラリー・ニュージーランド」で直接対決を迎えることとなる。

その他ラリー・オーストラリアに参戦するSUBARU勢には、ラリージャパンで凄まじい強さを見せながら惜しくも終盤でリタイアを喫したヤリマティ・ラトバラがいる。また、シーズン序盤の負傷から、セルゲイ・ウスペンスキーが復帰。PCWRC前戦のキプロスで見事2位に入ったアキ・テイスコネンも注目だ。

WRCオーストラリアラウンドが西オーストラリアで開催されるのは今回が最後となり、2007年はオーストラリアでのWRC開催はない。次回、WRCがオーストラリアに戻る時には、開催地がクイーンズランド州に移る予定となっている。

球状のグラベルが路面を覆いグリップ量が非常に少ないという路面の性格上、ステージ走行が早いマシンは路面の履き役になるというディスアドバンテージを負うことになる。

ラリーは、10月26日木曜日、パース市街のグロウセスターパークで行われるスーパーSSを2本走行した後、本格的な競技が翌朝から始まる。総ステージ走行距離348.51km、26SSが設定される。

プレイベントテスト
10月23日月曜日の朝には、6人のSUBARUドライバーが、STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン主催のプレイベントテストに参加した。

久しぶりに競技参戦に復帰したセルゲイ・ウスペンスキーは、この週末のラリーに向けて準備は万端とコメント。「シリーズに復帰して、ここに参戦できることがうれしい。今日のテストは順調に終わり、本番ではいいリザルトを期待している」。

新井敏弘は、3種類のコースを存分に活用し、マシンとセッティングに満足していると伝えられた。

ヤリマティ・ラトバラも、ステージで予想されるコンディションに順応するために走り込み、このテストを「バッチリ。素晴らしいテストになった。マシンの出来にも満足」と語り笑顔を見せた。同郷フィンランド出身のアキ・テイスコネンもトラブルなしのテストが伝えられ、素晴らしい走りを見せるマシンでステージに挑む意欲を見せた。

なお、レシェック・クサイは健康上の理由、ナイジェル・ヒースはラリー前に発生した仕事上の理由により不参戦となった。



Copylight(C)2003-2006 T's Crew Inc. All Right Reserved.