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新井敏弘 ラリーレポート
スーパー耐久シリーズ R.03十勝24時間レース
 

 

   リザルト
順位
No.
Cls
順位
マシン
ドライバー
LAP
1
1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
911JGN
田中 哲也/新田 守男/高木真一 956
2 3 ST1 2 エンドレスアドバンZ
Z33
影山 正美/青木 孝行/藤井 誠暢 945
3 24 ST1 3 Pixy ADVAN PORSCHE
911JGN
堤 明彦 / 井上 貴志/和田 博/平川 晃 941
4 11 ST2 1 オーリンズランサーEVO9
CT9A
中谷 明彦/木下 隆之/?菊地 靖/福山 英朗 938
5 22 ST2 22 PERMAGARD IMPREZA
GDB
池田 昌弘/清水 和夫/樋口 統也/荒 聖治 937
6 2 ST2 3 FUJITSUBO hpi IMPREZA
GDB
吉田 寿博/小泉 和寛/松田 晃司/脇阪 薫一 935
7 74 GT 1 アラビアンオアシス・Z
Z33
本山 哲/星野 一樹/松田 次生/服部 尚貴 933
8 20 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
CT9A
小川日出生/砂子塾長/阪口 良平/伊藤 勝一 931
             
27 123 ST2 7 エンドレスアライアドバンGDB
GDB
峰尾 恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ 688
                *APRC Entry

   レポート

シリーズ最長、日本で唯一の24時間耐久レースは、曇り/気温20℃前後という涼しいコンディションで行われ、9台(合計33台)が参加したSTクラス2では、池田昌弘/清水和夫/樋口統也/荒聖治の#22 PERMAGARD IMPREZAがクラス2位、吉田寿博/小泉和寛/松田晃司/脇坂薫一の#2FUJITSUBO hpi IMPREZAが3位で表彰台を獲得した。峰尾恭輔/TOSHI ARAI(新井敏弘)/木下みつひろの#123エンドレスアライアドバンGDBはクラス7位で完走を果たした。

#2と#22インプレッサは今回、大型のブレーキシステムを導入し、さらに小型で低重心な燃料タンクに交換。スピードアップのための改良が行われた。また#123インプレッサも、ボディパーツやカーボン製エアロパーツにより大幅な軽量化を施して十勝入りした。公式予選は今年も行われず、第2戦までのシリーズポイントでグリッドが決定。#2インプレッサは7番グリッド(クラス2位)、#22インプレッサは10番グリッド(同5位)、#123インプレッサは11番グリッド(同6位)からのスタートとなった。

【決勝レース】
 

16日15時に決勝レースがスタート。あたりはうっすらと霧が出て夕方から霧雨となったが、夜中には霧も晴れてレインタイヤを使用することはなかった。#2インプレッサは吉田〜小泉〜松田〜脇坂、#22インプレッサは清水〜樋口〜池田〜荒、#123インプレッサはARAI〜峰尾〜木下というドライバーローテーション。序盤#2インプレッサの吉田がポイントリーダーの#11ランサーを捕らえて逆転しクラストップを奪った。やがて#2インプレッサと#11ランサーはピットインのタイミングでトップが入れ替わり、さらに時にはテールtoノーズのバトルを繰り広げた。#22インプレッサも3位に浮上して2台についていったが、最初のセーフティカー(SC)のタイミングが悪く、トップの2台からとの差をやや広げられることになった。

日没を過ぎた18時半ごろ#123インプレッサがピットガレージへ。フロントのサスペンショントラブルで修復に時間を要した。さらに残念なことにリヤハブ、そしてフロントハブにもトラブルを抱え、21時ごろまではほとんどガレージに入っている状態で、前半で大きくポジションを落とすことになった。

 

レース前半は#11ランサーがおおよそのトップを守り、#2インプレッサが2位、#22インプレッサが3位というポジションが続いた。折り返し点となる夜中の3時より前に、#11ランサーがブレーキシステムを交換。これで#2インプレッサがトップに躍り出た。燃費の関係で1スティントが短いランサー、燃費走行が可能で1スティントが長いインプレッサ、この駆け引きは朝まで延々と続いていった。#22インプレッサは真夜中、2回目のSCランの最中にスピンを喫し、ピットストップ10秒のペナルティを受けトップ2台との差はやや広がった。

朝9時、#2インプレッサのブレーキローターにクラックが入り、予定外のブレーキシステム交換。さらに10時半過ぎのピットイン時にブレーキフルードの漏れが見つかった。メカニックらの懸命で迅速な作業で車両をコースに送り出したが、これで#2インプレッサは3位に後退。代わって#22インプレッサが2位に繰り上がった。#11ランサーと#22インプレッサ、2台の差は約1周半で、些細なトラブルで逆転も可能なポジションだった。しかしゴールまであと2時間少々という13時前に#22インプレッサがABSのトラブルで痛恨のスピン。これで2台の差は広がる結果となった。

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終盤、#11ランサーのペースが落ちて2台の差は縮まったが、#22インプレッサは2位、#2インプレッサは3位でチェッカー。イベントのクラス3連覇こそならなかったもののチームの2台がそろって表彰台を獲得した。さらにこの2台は決勝レース中にクラスのコースレコードを更新して、速さを証明することとなった。#123インプレッサは終盤マイナートラブルを抱えながらも完走してクラス7位。確実にポイントを獲得した。

福島祥行監督(#2&#22インプレッサ、クラス3位&2位)
「22号車はほぼノントラブルでしたので2位をキープすることができました。2号車はマイナートラブルに泣いた形になりましたが、3年連続表彰台ということでクルマそのものの信頼性と耐久性は証明できたと思います。ただ新しい燃料タンクにトラブルがあったので、序盤から計画がちょっと崩れました。2週間後の富士までには修復し雪辱したいと思います」

TOSHI ARAI(新井敏弘/#123インプレッサ、クラス7位)
「スタートドライバーを命じられてレース前は緊張しましたが、フォーメーションラップにはリラックスできていました。クルマは夜中の1時ごろまでピットに入っている時間が長くて、24時間のうち走ったのは20時間ぐらいで、さらにそのうちの9時間ぐらい僕が乗りました。ラリーにはない“抜きつ抜かれつ”は楽しいし、僕自身ずいぶんと速くなりました。」


 
   Photo Garally   ※画像をクリックいただくと別ウィンドウが開き、拡大されます。
   
 

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