LEG1 Report

SS2からSS8までキャンセル
新井敏弘選手は2.5秒差の5位 


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FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)第3戦「ラリー・アルゼンチン」(FIA世界ラリー選手権=WRC第6戦)は、5月3日木曜日夜(現地時間)、大観衆が見守る中、ブエノスアイレスのリバー・プレート・スタジアムで幕を開けた。しかし、ラリーの本格的な競技スタートに向けて、コンペティターやラリースタッフを乗せて700km離れたラリー本拠地のコルドバに戻る予定の飛行機が、悪天候により大幅に遅れた。

移動機のうち1台の到着が、金曜日に予定された開幕ステージのスタートに間に合わなかったことから、レグ1残りのステージは、金曜日夜のスーパーSS・1本のみの走行となった。

スーパーSS(木曜日夜)− リバー・プレート・スタジアム - ブエノスアイレス:
木曜日のスペクテイターステージ、P-WRC勢ではレチェック・クザイがトップタイムをマーク。シリーズ復帰を果たした2004年のP-WRCチャンピオン、ナイオール・マクシェアが、僅差でP-WRC 3位につけた。スウェーデンのクリスチャン・ショーベリは、マーシャルがスローダウン走行を指示する身振りをするというミス。このアクシデントにより、ショーベリは9秒のタイムロスを喫した。

レチェック・クザイ: 「昨晩は1本しかステージがなく、WRカーが僕の前を走行したためコースはクリーンになっていた。このステージでトップに立ててうれしいよ」


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STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン

「レチェックは、木曜日夜のスーパーSSで素晴らしいドライブを見せ、P-WRCの首位に立った。彼は新しい戦略を引っ下げてこのイベントに挑んで来ているので、これがいい予兆であることを期待したい。2004年にタイトルを獲得して以来のP-WRCイベント参戦となる、ナイオール・マクシェアのドライブも見事だった。彼が、すぐにこのような好タイムをマークするのを見るのは非常に心強い。スーパーSS2本の走行を終えた時点で、依然トップグループに留まっている。木曜日の夜のスーパーSSでは、P-WRC前半グループではファステストタイムをマークしており、レグ1終了時点でもP-WRC3位を維持している」

ナイオール・マクシェア: 「ご想像通り、今のポジションにはとても満足しているよ。でも、まだ1SSしか終わっていないからね。ラリーはまだ先が長く、日曜日午後までには、まだ色々なことが起こるだろう。チームは、このラリーに向けて、僕に的確な指示を与えてくれた。とにかく完走して、ポイントを獲得することだ」

スーパーSS(金曜日夜)− コルドバ:
紆余曲折のハプニングを経て、コンペティターがレグ1金曜日に走行したステージは、夕方から行われたコルドバのメインスタジアムでのスペクテイターステージ1本のみとなった。今回は、ミルコ・バルダッチが大活躍を見せて、前日夜の6位から一挙にP-WRC首位へと躍り出た。わずか0.1秒差でレチェック・クザイが続き、さらにナイオール・マクシェアと、SUBARU勢がトップ3を独占した。

その他、SUBARUインプレッサWRX STI spec C勢では、パトリック・フロディンが首位から1.8秒差の6位につけており、さらに0.7秒差で新井敏弘が続いている。トラヴィス・パストラーナも首位から6.5秒と僅差につけており、パーフェクトな走りができなかったというナッサー・サレ・アルアティヤーも、現時点での首位とのギャップはわずか10秒。

明日のレグ2は、アイティナリー通りの進行が予定されており、クルーがアルゼンチンのステージに向けてのパフォーマンスを発揮する最初のチャンスとなる、興味深い1日となりそうだ。

順位
No.
ドライバー
タイム
1. 45 M.バルダッチ 4:58.0
2. 53 M.マクシェア +0.2
3. 60 F.ヴィラグラ +0.2
4. 50 P.フローディン +1.8
5. 31 新井敏弘 +2.5
6. 59 M.リガト +2.5
7. 35 奴田原文雄 +2.9
8. 36 J.ハニネン +6.2