DAY1 Report

新型インプレッサ勢、過酷なスウェディッシュの路面に慎重なアプローチ
新井敏弘選手、DAY1は8位で終える。 


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2008年P-WRC開幕戦「スウェディッシュ・ラリー」は2月8日、デイ1が再スタート。6本・計118kmの林道ステージの後、7日木曜日夜にカールスタッドで行われたスーパーSSのリピート走行が行われた。新型SUBARUインプレッサWRX STI勢のP-WRC初日は、温暖のために泥がむき出しになり、ドライバーにとって非常に厳しい一日となった。2006年のP-WRCチャンピオン、ナッサー・サレ・アルアティヤーと2007年チャンピオンの新井敏弘は、このイベントの初日は試練になると見ていた。新型モデルにとって初めてのP-WRCイベントであると同時に、近年著しくレベルが向上しているライバル陣に対抗していく中、両者とも確実にマシンの状態を測るため、慎重な姿勢で挑んだ。

デイ1を終了した時点でその目標は達成され、新井はエンジンの、アルアティヤーはサスペンションセッティングの調整に入った。そして両マシンともトラブルなしでこの日を走り終え、シーズンの開幕を堅実に滑り出した。

オスカー・スベドルンドは、泥のコンディションにより対応するため、フロントデフのセッティングを変更。新型モデルを存分に活用しているようだ。「ステージは、1回目の走行はよかったが2回目になると泥が大量に出てきたので、慎重に攻めた。また、日中サービスで装着したライトポッドが原因でオーバーヒートを起こし、パワー低下のためだいぶタイムを失った。かなり痛いロスだね」

同じくスウェーデン出身のパトリック・フロディンは首位争いが期待されていたが、この日最初のステージの最初のコーナーでスピン、15秒のタイムロスを喫した。「先は長いので、とにかくベストの走りを続けるしかない」それでも現在総合3位につけており、首位も標的に収めている。

ヤリ・ケトマーはこの日、快調な滑り出しを見せたが、日中サービスの時点でプッシュし過ぎたと実感。「午後は少しスローダウンしたせいか、パンクとスピンをくらった」しかし、翌日再び上位に戻れる位置に残っている。

イフゲニー・ヴェルツノフは午前に苦戦を強いられ、パンクしたまま10kmの走行を余儀なくされた。しかしマシンには問題なく、1分20秒のタイムロスで事なきを得た。

ベストタイム奪取の点では、インプレッサ勢ではケトマーが活躍を見せ、ステージウィン1本の他、トップ3タイムを3回獲得した。


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STI グループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン:

「今日は新型モデルに関して学んだことが多くあった。ドライバーの中には、思うように速度を出せず困惑する者もいた。トシはポイント圏内でこの日を終えたが、厳しい内容だった。走行を重ねる毎に、マシンに対する自信を高めている。 ヤリ・ケトマーとパトリック・フロディンは、スピンを喫しながらも素晴らしい活躍を見せた。現在3位、4位と、首位争いも視野に入れている。また、オスカー・スベドルンド、パトリック、ヤリがトップタイムをマークしている。トシ、ナッサー、オスカーは引き続き慎重なアプローチで攻めていくが、明日はさらに新型マシンを活かした走りをしてくれると期待している。 新型モデルは、非常に素晴らしい安定性を見せている。実際、2008年型インプレッサには、交換すべき消耗部品ひとつもなかった。新型モデルにとって素晴らしい実績だ。非常に満足している」

順位
No.
ドライバー
タイム
1.

55

 Patrik SANDELL

1:08:47.9
2.

52

 Juho HANNINEN

+15.9
3.

59

 Patrik FLODIN

+59.3
4.

46

 Jari KETOMAA

+1:07.2
5.

41

 Andreas AIGNER

+1:23.0
6.

33

 Martin PROKOP

+1:36.4
7.

53

 Uwe NITTEL

+2:10.6

8.

31

 Toshihiro ARAI

+2:18.4

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