DAY2 Report

露出した泥・深い轍と格闘のスウェディッシュ
新井敏弘選手は6位にポジションアップ 


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2008年 P-WRC開幕戦「スウェディッシュ・ラリー」は2月9日土曜日、デイ2が行われ、3本のステージのループ2回が設定された。この日最初のステージ、ホーション(SS9)は1回目の走行時に既に泥濘コンディション。その後、2回目の走行時(SS12)には轍が深くなり、路面悪化のためキャンセルとなった。ハグフォース(SS10/13)とバーガセン(SS11/14)は、より北部に設定されており、コンディションへの影響はなかった。

前日同様、デイ2も例年希に見る温暖となり、気温が5-6度にまで上昇した場所もあったほど。このため、1回目の走行時に積雪があったステージでも、リピート走行時には完全に土や泥が露出し、掘れたライン通りに走行するしかない状況となった。

パトリック・フロディンはSS9でコースオフの憂き目に遭い、「そのコーナーには雪が残っていて面食らった」と語った。また、フロディンは、ハグフォースのステージでもわずかにコースオフし、ラジエターを破損。この日を撤退し、スーパーラリー規定を受けての再スタートに挑むこととなった。

ヤリ・ケトマー「午前中最初の2本はプッシュして首位のペースを試したが、すぐにこの差は大きすぎると分かった」ケトマーは、SS14でパトリック・サンデル(プジョーS2000)が雪壁にヒットした時点で、2位に浮上した。


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新井敏弘はSS11のフィニッシュ手前4kmでパンクに見舞われスピン。しかし、この日の終盤には、驚異的なスプリットタイムも叩き出した。「マシンを把握し始めてはいるが、今日の終わりになる頃には、スノーラリーではなくもはやグラベルラリーになっており、今回のスウェディッシュ向けにセッティングしたマシンでナロータイヤを履いていては、上位浮上は難しい」

オスカー・スベドルンドはSS10でコースオフして、7分をロス。スベドルンドは、マシンのポテンシャルには満足していたが、ポイント圏内への浮上が見込めないため、残念ながら最終日は再スタートしないことを決めた。

初めてのペースノートラリー参戦に挑んでいるユッシ・ティッパーナは、この予想外のコンディションの中、トラブルなしで走行を続けており、競技を満喫しながら完走を目指している。

イフゲニー・ヴェルツノフは好スタートをきったものの、気合いが高まり過ぎて転倒し、リタイアとなった。最終日に再スタートせず、翌週末に参戦する国内イベントに備えて、マシンをロシアに送り出した。

ナッサー・サレ・アルアティヤー「コンディションがかなり厳しいため、賭けに出るイベントではないと考え、マシンの熟知に勤しむことに決めた。今日のステージはとても好きなコースだけれど、このコンディションではね」

STI グループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン:

「過去これまでのスウェディッシュ・ラリーの中でも、最も厳しい一日だった。ヤリ・ケトマーは、インプレッサのポテンシャルの高さを見せつけ、スタートからP-WRC首位奪取を目指してアタックした。現在は2位につけており、最終日も、この勢いを続けて欲しい。さらに後続車の中でも、新型マシンの信頼性についてはまったく問題が出ていない。トシは明日も新型モデルの習熟を続けるが、このイベントでは本来のパフォーマンスを発揮することは難しいのが現実だ。ナッサーも、このコンディションで安定した走りを見せることがほぼ不可能なので、実際の速さを見るには、次戦まで待たなくてはならないだろう。明日も厳しい一日となる。全てが泡になってしまう危険が潜むコンディションなので、全ドライバーとも慎重に攻めて行かなくてはならないだろう」

順位
No.
ドライバー
タイム
1.

52

 Juho HANNINEN

2:12:46.4
2.

46

 Jari KETOMAA

+1'08.1
3.

33

 Martin PROKOP

+2'11.9
4.

55

 Patrik SANDELL

+2'28.3
5.

53

 Uwe NITTEL

+3'19.2
6.

31

 Toshihiro ARAI

+4'06.2
7.

50

 Armindo ARAUJO

+4'23.0
8.

42

 Bernardo SOUSA

+7'23.5

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2008PWRC プロダクションカー世界ラリー選手権


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