Rally of Turkey

DAY2 Report

新井敏弘選手、メカニカルトラブルでこのラリー2度目のデイリタイア


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FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)第4戦「ラリー・オブ・トルコ」(FIA世界ラリー選手権=WRC第8戦併催)は6月14日、デイ2の競技が行われた。この日の走行距離はデイ1よりも短かったが、チャレンジングな内容であることには変わらず、クルー陣はラフで荒れたステージと格闘した。3本のSSを2回ループした後、夕方にはアンタルヤに設定されるスーパーSS・2回目の走行に挑むという設定で、デイ2の総ステージ走行距離は、138km。

空はこの日も晴れ渡って暑い1日となり、気温は14時までに33度まで上昇。しかし、マシンへの影響が大きい路面は、日中までに48度にまで到達し、その後、午後のセクションではこのコンディションが続いた。

エフゲニー・ヴェルツノフはこの日最初のステージで4番手タイムをマークするなど、上々の滑り出しを見せた。トルコへの参戦は初めてというロシアの若手としては、大健闘だ。

ヴェツルノフはその後も、午後のセクションでトップ3タイムを2回叩き出し、ケメルの再走回でもサードベスト、その後のファセリスではセカンドベストもマークした。序盤、パンクによりタイムロスを喫したが、それでも1日を通して見事なペースを見せ続けた。

今回参戦している他のコンペティターの中では、年齢層が高いジャンルカ・リナリは、デイ2で持ち前の強さを発揮。現在P-WRC9位につけており、ポイント圏内を狙う。

ジョルジョ・バッコもこの日活躍を見せて、この日最後の2本では6番手タイムをマークし、この日のうちにポジションを4つ上げた。


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新井敏弘はこの日、マイナートラブルに見舞われ、パワステを活用することができなかった。サービスでは充分に修復する時間を取ることができず、このトラブルは午後の走行にも影響を与えた。マシンの不調により、このイベント2回目のスーパーラリーを適用することとなった。

前日、悔やまれるデイ撤退をしたナッサー・アルアティヤーもこの日を再スタート。午前のセクションでは、屈指の難関コース・シルヨンでの2回の走行でいずれもステージウィンを獲得。その後、この日最後のステージではサードベストタイムをマークした。

ナレン・クマーは、燃料タンクに交換の必要が出てきたため、リスクを回避するためにチームがこの日の撤退を決定。フランチェスコ・トレヴィシンも、燃料タンクにダメージを受け、この日のスタートを取りやめた。

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン

「今日は、トルコの過酷なステージで2名が活躍を見せた。ナッサーは、テンポの速い高速ステージで新型インプレッサが持つ速さを存分に発揮した。ナッサーにとってはいい1日となり、スーパーラリーのおかげで、この走行を披露することができた。

また、SUBARUの期待を担う若手、エフゲニー・ヴェルツノフも、充実した1日を過ごした。SS13ではパンクに見舞われ3分以上のタイムロス。一時は4位から7位にまで後退した。しかし、その状況を克服する力を見せた。この日残りのステージで、毎回順位を上げて4位にまで復帰し、現在はミルコ・バルダッチと3位を争っている。トラブル以外のミスを犯さないドライバーで、このトルコでも、そのスキルと能力を発揮している。実に注目に値する成長を見せており、経験豊富なドライバーの中でがんばりを見せている。非常に頼もしい。彼は、旧型モデルでの参戦はこのイベントが最後で、フィンランドからは新型インプレッサを投入する予定になっている。


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トシはタフな1日となり、今日は満足のいく走りができなかった。またジャンルカ・リナリはマイナートラブルに悩まされたが、うまくクリアした。現在はポイント圏内目前の位置につけているが、今日の活躍を見れば、明日、ポジションを1,2つ上げることも充分期待できる。

今日のコンディションは、WRCでも指折りの厳しさであった。これも予想通りで、明日残るステージは3本のみだが、予断を許すことはできない。このラリー最長ステージ、31km・オリンポスの走行が2回控えており、さらに波乱のドラマを目にすることだろう。

トップ8の順位がそのまま変わらないとは思わない。前回のトルコでは、最終日を4位からスタートしたトシが、最終的に勝利を獲得した。SUBARU勢はまだ戦いをあきらめてはおらず、エフゲニーがベストを尽くすことを期待している」

順位
No.
ドライバー
タイム

1.

41

Andreas AIGNER

4:03:16.8

2.

55

Patrik SANDELL

+1:19.9

3.

32

Mirco BALDACCI

+4:07.5

4.

43

Evgeniy VERTUNOV

+5:33.0

5.

53

Uwe NITTEL

+5:37.6

6.

57

Martin RAUAM

+6:10.6

7.

50

Armindo ARAUJO

+6:19.7

8.

49

Simone CAMPEDELLI

+13:58.3

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