Rally of Turkey

DAY3 Report

新井敏弘選手は3戦連続のリタイヤに終わる


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FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)第4戦「ラリー・オブ・トルコ」(FIA世界ラリー選手権=WRC第8戦併催)は6月15日、デイ3が行われた、ラリー・オブ・トルコの競技最終日は、石が散乱する過酷な道に設定された19本のステージを走り切りポイント獲得を目指そうと、各P-WRCエントラントがさらに白熱したバトルを展開した。気候は前半2日間と変わらず快晴で、暑さとダスティなステージコンディションは終盤になっても続いた。

この日に設定されたステージは、31.03kmのオリンポスを2回走行、間に5.5kmのカムユヴァのステージを挟む。最後の最後まで上位浮上を目指したインプレッサ勢には、終盤まで厳しい戦いが続いた。

エフゲニー・ヴェルツノフはSUBARU勢最上位として活躍を続け、この日最後の2本では4位を維持。ところが、イベント最終ステージで痛恨の転倒を喫し、タイムロスの上にポジションも2つ後退。しかし驚くべきことに、ヴェルツノフはダメージを負ったマシンで走行を続行。通常なら即撤退にもなりかねないようなアクシデントだったが、持ち前の強さを発揮してフィニッシュを果たし、その結果選手権ポイント3を獲得した。不屈の精神により生き残った強さは、将来のチャンピオンとしての資質を充分に期待させるものであった。

イタリアのジョルジョ・バッコは、この日最初のステージでついにポイント圏内に浮上。そのまま残る2SSもポジションキープを果たし、今季初の選手権ポイントを獲得した。

ジャンルカ・リナリは最終日に入っても堅実なペースを維持し、SS17では9位に浮上。ポイント圏内まであと数秒というところにまで迫ったが、このままの順位でフィニッシュを迎えた。

初日に大幅に後退を喫しているナッサー・アルアティヤーは、この日2本目のステージでサードベストタイムをマークしたが、序盤の遅れが響いてこのイベントではポイント圏内に食い込むことは果たせなかった。

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン

「P-WRCで最もチャレンジングなイベントの一つであるこのトルコで、エフゲニー・ヴェルツノフがSUBARUの活躍を一身に担ってくれた。インプレッサ乗りの若手が頭角を現してくれるのは大変うれしいことであり、彼もここで素晴らしい能力を発揮した。第一に、容赦なくプッシュしてくるトップ勢に割って入り、争いに加わった。そして、最も重要な点は、トラブルを乗り越える能力だ。イベントの終盤に転倒を喫しても、そこからはい上がったのだ!最終ステージのフィニッシュ目前にある高速コーナーへの進入で小さなミスを喫し、マシンが浮き上がって転倒。フィニッシュを目の前にして順位を2つ落としたが、それでも生き残る術を持つことを見せつけた。この力強さには、いたく感銘した。

新型インプレッサ勢のトシ・アライとナッサー・アルアティヤーにとっては、今回も厳しい結果となった。しかし、ナッサーがデイ2で獲得したステージウィンは期待通りのものであり、新型マシンがP-WRC優勝を獲得できる日も近いことを物語っていた。

最後に、このイベントでSTIのP-WRCアワード、2位・3位を獲得したジョルジョ・バッコとジャンルカ・リナリも、活躍を見せてくれた。この週末で強さを発揮してくれたこのドライバーたちに、感謝する。

5週間後に迎える次戦、屈指の高速イベントであるラリー・フィンランドを楽しみにしている。この週末にフィンランド国内戦で勝利を収めた、ヤリ・ケトマーが参戦してくる。新型モデルでの速さと、このマシンがフィンランドのステージを攻略するにふさわしいマシンであることを見せつけてくれることだろう」

順位
No.
ドライバー
タイム

1.

41

Andreas AIGNER

5:02:21.6

2.

55

Patrik SANDELL

+48.7

3.

32

Mirco BALDACCI

+3:01.0

4.

57

Martin RAUAM

+5:31.0

5.

50

Armindo ARAUJO

+6:23.6

6.

43

Evgeniy VERTUNOV

+6:53.0

7.

49

Simone CAMPEDELLI

+12:19.1

8.

47

Giorgio BACCO

+22:52.7

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