Rally Newzealand

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得意のニュージーランドに新型GRBインプレッサで挑む新井敏弘選手


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FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)第6戦「ラリー・ニュージーランド」(FIA世界ラリー選手権=WRC第11戦併催)は、8月29日の開幕を控え、P-WRCエントリーのSUBARU勢は、恒例となったプレイベントテストでラリーウィークの幕を開けた。ハミルトン郊外の2本のコースが設定されたこのテストには、計10名が参加。週末の競技本番に向けて、マシンセッティングに挑んだ。

ニュージーランドの北島は、例年になく雨が多かった冬が過ぎようとしており、テスト当日は気温20度で日差しが差し込むなど、穏やかなコンディションとなった。

トップ勢では、新井敏弘が早々に姿を見せた。ヘビーウェットの鈴鹿サーキットで行われたスーパーGTレースで、4万人の観客を前にデモランを披露した後、そのままニュージーランド入りした新井は、このテスト日を有効的に活用。現P-WRCチャンピオン・新井とコ・ドライバーのグレン・マクニールは、両コースを何度も走り込んで、2008年型SUBARUインプレッサのセッティングに余念がなかった。

ここのところ続いた雨で、地面はまだ軟らかさが残っていたが、テストコースは地盤が固くかなりダスティな場所も一部見られた。

QMMFチームのナッサー・アルアティヤーの代わりとしてエントリーしているミスファー・アルマリは、世界有数の名イベント、ラリー・ニュージーランドへの初参戦に備えて、この日存分に走り込んだ。

また、同じくP-WRC初登場となる中国のドンも、ニュージーランド初参戦。中国開催以外では、WRCに参戦する初めての中国人でもある。

選手権上位につけるヤリ・ケトマーは、いつも通り全日を通して、積極的に走り込んだ。ケトマーと新井は、最後まで走行を行い、競技に向けて万全の体制を築いた。

テストに参加した10台のインプレッサのうち、8台が新型、ジョルジョ・バッコとジャンルカ・リナリは旧型をドライブする。

この日、インプレッサ勢で光る速さを見せたのは、ロシアのエフゲニー・ヴェルツノフと、NZ初参戦となるインドのナレン・クマールだった。スピロス・パブリデも意欲的に走行し、この選手権屈指の難イベントであるNZのステージ特性をつかむことに勤しんだ。

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン


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「全体的に、ここでのテストは非常に有意義な内容となった。コースも、イベント本番の特性とよく似た道を使うことができ、本番でのコンディションでセッティングを行うというテスト本来の目的が完璧に遂行できた。

クルーにとっても、内容の濃い一日となった。選手権争いの上でも重要な一戦を前に、的確なセッティングを見いだせるチャンスを得るプレイベントテストの意義が、如実に表れた。

今日の参加者からは、テクニカル面でのトラブルは報告がなく、インプレッサの強さと信頼性が浮き彫りになった。新型8台、旧型2台、計10台のSUBARU勢がベストの調子で、小さなトラブルもなかったという事実は、SUBARUのあるべき姿を語っている。もちろんニュージーランドのイベントなので慎重であることには違いないが、同時にSUBARU勢には大いに期待している。

ニュージーランドは、難しいイベントだ。もちろん景観は美しく、ドライバー好みのキャンバーロードも素晴らしいが、争いは厳しい。SUBARUのP-WRC勢は、この名ラリーに向けて自信を高めており、選手権の中でも一、二を争う名勝負が期待できるだろう」