Rally Newzealand

DAY2 Report

依然厳しいステージにSUBARU勢にはさらなる苦難

この日は、午前中に4本のステージのループ、午後には2本のステージを走行する設定。総ステージ走行距離は130kmと初日よりもやや短くなっている。ポルト・ワイカトのステージで幕を開け、ニュージーランドを代表するラリードライバー、故ポッサム・ボーンを偲んで名付けられたポッサムのステージが続く。フランクリンの後に補給給油を行い、ミステリークリークでのスーパーSSを走行。午後のステージは、テ・アカウ・サウス(SS12 - 31.92kms)、テ・アカウ・ノース(SS12 - 31.92kms)だった。

SUBARU勢では引き続きヤリ・ケトマーが最上位につけ、この日の開幕ステージではセカンドベストタイムをマークしてP-WRC5位を維持。翌SSでもこの位置をキープしたが、SS10で転倒を喫した。マシンのダメージは大きかったが、タイムロスは50秒で抑えた。そこからミステリークリークでのスーパーSSでは、さらに50秒を失いながらも、走り切ってサービスに帰還した。チームは見事マシンを修復。サービスアウトはさらに50秒遅れたものの、メカニックはマシン回復のために全力を尽くした。しかし、短い日中サービスの時間内ではマシンの調子は完璧には戻らず、午後はケトマーもやや苦戦したが、この日は6位で終えた。

さらに後方では、徐々にポジションアップを果たすSUBARU勢が健闘を見せた。ナレン・クマールは彼らしい堅実なドライビングスタイルを守り、この日終了までに9位に浮上。マシンにはトラブルはないが、ステージはとにかく難しいと伝えてきている。

P-WRC初参戦、中国のカオ・ドン・リューは午前中に15位まで浮上、さらに12位までポジションアップしてこの日を終えた。

ケン・ブロックは午前中苦戦したが、午後のステージには復調。依然、ベストの走りは出来てはいないが、レギュラー参戦している米国ラリー選手権では改造範囲の広いオープンクラスのインプレッサをドライブしているブロックは、今季初めてのグループNマシンでの参戦に果敢にチャレンジしている。

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン

「ヤリ・ケトマーは、午前中好調だったが、フランクリンで残念ながら転倒。非常に高速だったので、続行できたことはとてもラッキーだった。午後はマシンの調子が100%ではなく苦戦したが、現在6位につけており、4、5位も充分狙える位置につけている。失った2分半がなければ、2位争いをしていたと思うので、悔やまれる。状況的に、明日は後ろにつけているハンニネンからの猛チャージをかわさなければならなくなる。しかし、全てが終わったわけではなく、明日は非常にタフな1日。上位には経験の浅いドライバーが並んでおり、誰かがミスをすれば順位が大きく変わることもあるだろう。

さらに後方では、ケン・ブロックがデイ1のアクシデントから復活、調子を上げてきた。残念ながらプレイベントテストに参加することができなかったので、セッティングを決める機会を持てなかった。

明日は、ヤリ・ケトマーのポイント獲得に期待がかかる。非常にトリッキーな1日で、テ・フテワイとワーンガは、シリーズでも指折りのトリッキーステージだ。これまでも様々なドラマを目にしてきたSSなので、明日も何かが起こるのではと見ている。

ヤリはリスクを避けながらペースを上げて行かなくてはならない。特に今日のアクシデントを含め、ここまで厳しい展開となっている」

順位
No.
ドライバー
タイム

1.

33

 Martin PROKOP

3:07:17.8

2.

55

 Patrik SANDELL

+1:18.8

3.

57

 Martin RAUAM

+1:33.5

4.

59

 Hayden PADDON

+1:39.6

5.

38

 Stewart TAYLOR

+2:29.8

6.

46

 Jari KETOMAA

+3:14.3

7.

52

 Juho HANNINEN

+3:41.9

8.

42

 Bernardo SOUSA

+6:29.5

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